就農への道のり

介護士から転職して農業への道のりをリアルタイムで記します。

一年前のバイク事故

約一年前、単独でのバイクツーリングで事故にあった。

いわゆる右直の事故。

直進で走行中、対向車線からの右折車に衝突。

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事故の直前から記憶が全くない。

気絶している中、救急隊員に声をかけられ、眼を覚ます。

右足、腓骨・中足骨の開放骨折と、膝の皿の骨の骨折、それから膝の靭帯(後十字靭帯)の断裂だった。

約2ヶ月の入院生活、靭帯の再建術を受け、リハビリを経て現在に至る。

 

事故の一年前に結婚し、地元の内科医と組み小規模のデイサービスを立ち上げて4ヶ月目の事だった。

この事故で当然の事ながら仕事も退職。

あらゆる人に迷惑をかけたが、この先、どうして生きていけば良いのか、お先真っ暗。

 

入院、リハビリの中、この先の事を嫌という程考えた。

足は元に戻るのか?

また自分は介護の仕事が出来るのか?

年々報酬を減算され、縛りがきつくなる介護保険に対して、憤りも感じていたし、事故をきっかけに自分に合った仕事ってなんなんだろうと考え続けた。

 

妻の一言「農業が向いてるんじゃない?」

 

若い頃、アジアや南米を旅し、自然の中に身を置くことに幸せを感じていたし、ベランダで空芯菜や唐辛子を栽培していた私を見て、彼女はこの一言をかけてくれた。

なんと心の広い妻だ!

 

足はまだ正座するまで曲げれない。

そして、43歳という年齢からの転職。

調べていく中、おいそれと農業で生計立てられるほど甘いものではない事もわかってきた。

 

事故から約一年。

 

フランクルの「夜と霧」ではないが希望を持つ事で、生きる目的を、農業を通して模索し始めた。

 

まだ、どこでどんな風に生活するのか何も決まっていないが、一年間、民間の農業学校へ通うことを決めた。

 

このブログは、これからの人生をどのように選択して、

そして、生きていくかを綴っていきたい。